夜、窓の前で 「アオーン、アオーン、さみしいよう、アオーン」 若のやつが鳴く。 あの声を聞くのは正直辛い。 ボクの姉貴や母さんをとらないでくれ。 夕飯の後で姉貴と若がふたりっきりで過ごすのだって耐えられないんだ。ドアの前で聞き耳をたてていると、…
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