「ニニちゃん、雷ひどいね。こっちにいらっしゃい」 兄貴のお嫁さんが、そっと手を差し出してくれた。 そのぎごちなさは、かえってボクをほっとさせた。 雨上がりの夜はとても静かだった。 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~ …
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