嗚呼シャケ缶
「カシャッ」
母さんが缶詰を開けた!
「カシャッ」
も一つ開けた!
ボクとナムは御飯皿のところへすっ飛んだ。
そして、ほくほく恵比寿様のような顔で待ち望んだ。
だが、お魚はいつまでも皿に盛られない。母さんは何やら料理をしている。
母さんがボクたちの様子に気がついた。
「あ、ごめん、ニニちゃんナムちゃん。今のは人間用のシャケ缶なのよ」
なにーっ?!
でもそんなの関係ねえ!そんなの関係ねえ!!そんなの関係ねえ!!!
ボクは御飯皿の前に頑として座り続け、ナムの奴は台所の台にあがるというパフォーマンスを繰り広げた。
が、ついにお魚が盛られることはなかった。
その代わりに鮭のテリーヌなるものができあがった。
ぐ、ぐ、ぐ、食わせろ。
「あげません。これは私たち人間が食べるの」
「イヤ~ッ!」
ちなみに冒頭の写真は、食べられなかったシャケの代わりに撮った旨そうな鼠君たちである。今日の話と全然関係ねえ・・・。
母さんが缶詰を開けた!
「カシャッ」
も一つ開けた!
ボクとナムは御飯皿のところへすっ飛んだ。
そして、ほくほく恵比寿様のような顔で待ち望んだ。
だが、お魚はいつまでも皿に盛られない。母さんは何やら料理をしている。
母さんがボクたちの様子に気がついた。
「あ、ごめん、ニニちゃんナムちゃん。今のは人間用のシャケ缶なのよ」
なにーっ?!
でもそんなの関係ねえ!そんなの関係ねえ!!そんなの関係ねえ!!!
ボクは御飯皿の前に頑として座り続け、ナムの奴は台所の台にあがるというパフォーマンスを繰り広げた。
が、ついにお魚が盛られることはなかった。
その代わりに鮭のテリーヌなるものができあがった。
ぐ、ぐ、ぐ、食わせろ。
「あげません。これは私たち人間が食べるの」
「イヤ~ッ!」
ちなみに冒頭の写真は、食べられなかったシャケの代わりに撮った旨そうな鼠君たちである。今日の話と全然関係ねえ・・・。