ニニの日記

白猫のニニ王子が、日々の暮らしを綴ってゆきます。

ミスター・ボンボンのこと

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 ボクの大事な部分の写真公開。
 人間の同じ箇所は見られたもんじゃないが、ボクのはストラップにしたいくらい可愛いだろう?
 
人呼んで「ミスター・ボンボン」。
 兄貴はかつて良く「ボンボン・ボボボボン・ボン♪」と、スタンドバイミーの前奏を口ずさみながらボクのボンボンを揺らしていた。言うなればミスター・ボンボンのテーマソングだな。
 
ようやく1歳になろうかという時、ミスター・ボンボンに転機が訪れた。
 去勢手術。
雄の家猫は皆やっておかなければならないそうだ。
去勢しないままだと、性格が荒々しくなって、雌猫に手をつけたり、家の中に臭いおしっこをかけたりするんだってさ。
そんなの、人間の勝手な都合だと思うのだが。

まあ、そういう訳で、ボクは手術を受けさせられた。
手術は成功したが、終わった時のボクはへろへろ状態だった。麻酔が効いていたというのもあるが、いきなり大変な経験をさせられて、精神的にひどくまいっていたんだ。一晩中、母さんがソファーで添い寝してくれた。
明くる朝、毛づくろいしようとしてミスターボンボンに顔を向けたら、ひとまわり小さくなっていた。あの時は正直ショックだった。

去勢した雄猫は、性格も体形もまるくなるという。
果たしてボクもそうなった。
雄の家猫の運命だと思って諦めるしかないのかな。

こうして幾分小ぶりになったミスター・ボンボンではあるが、ボクは毎日丁寧に舐めてケアしている。
今でも家族はボクのボンボンを「可愛い、可愛い」と言ってくれる。
中身の白子のほうはホルマリン漬けにされて、今も家の中に保管されている。