恐怖のお時間
「ニニちゃん、ナムちゃん、そろそろ家に入っといで」
撫でるような声で母さんが呼んだ。
ボクとナムが入ると、バタンと戸が閉められた。
「?」
にこやかに笑う母さんが後ろ手に隠し持っていたのが、
猫袋(大きな洗濯用ネット) だった。
家の中は地獄絵図と化した。
ナム:「イヤ~!イヤ~!
あたしはイヤよ!
ここから出してちょうだい!
イヤよ病院連れてく気でしょ?
やめなさいよーう!」
車に入れられても
ナム:「(不安げに)アオ~ン、アオ~ン、アオ~ン、アオ~ン」
雷の時の平気の平左なナムとのあまりのギャップに
クスリと笑いたいところだが、
生憎こちらもそんな余裕はない。
今日は年に一度の予防注射の日だったのだ。
注射自体は皮に打つのでそんなに痛くなく、すぐ済むのだが、
やっぱり病院に連れてかれるのはできれば避けたいな。
それより姉貴が、ボクの一年ぶりの体重測定を、
自分のでもないのにひどく恐れていた。(ボクはちっとも恐くないけど)
姉貴 :「・・・恐怖の体重測定、どうだった?」
母さん:「ニニちゃん300グラム増えてた」
姉貴 :「がびちょーん!ニニちゃん、食欲の秋だけど、頑張ろうね!」
へ?何を?
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
読んでくれてありがとう。
もし良かったら、こちら↓
http://www.yamaguchi-blog.com/wj.php?cd=006p
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ボクとナムが入ると、バタンと戸が閉められた。
「?」
にこやかに笑う母さんが後ろ手に隠し持っていたのが、
猫袋(大きな洗濯用ネット) だった。
家の中は地獄絵図と化した。
ナム:「イヤ~!イヤ~!
あたしはイヤよ!
ここから出してちょうだい!
イヤよ病院連れてく気でしょ?
やめなさいよーう!」
車に入れられても
ナム:「(不安げに)アオ~ン、アオ~ン、アオ~ン、アオ~ン」
雷の時の平気の平左なナムとのあまりのギャップに
クスリと笑いたいところだが、
生憎こちらもそんな余裕はない。
今日は年に一度の予防注射の日だったのだ。
注射自体は皮に打つのでそんなに痛くなく、すぐ済むのだが、
やっぱり病院に連れてかれるのはできれば避けたいな。
それより姉貴が、ボクの一年ぶりの体重測定を、
自分のでもないのにひどく恐れていた。(ボクはちっとも恐くないけど)
姉貴 :「・・・恐怖の体重測定、どうだった?」
母さん:「ニニちゃん300グラム増えてた」
姉貴 :「がびちょーん!ニニちゃん、食欲の秋だけど、頑張ろうね!」
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