ニニの日記

白猫のニニ王子が、日々の暮らしを綴ってゆきます。

恐怖のお時間

イメージ 1

「ニニちゃん、ナムちゃん、そろそろ家に入っといで」

撫でるような声で母さんが呼んだ。



ボクとナムが入ると、バタンと戸が閉められた。

「?」

にこやかに笑う母さんが後ろ手に隠し持っていたのが、

猫袋(大きな洗濯用ネット) だった。



家の中は地獄絵図と化した。

ナム:「イヤ~!イヤ~!

あたしはイヤよ!

ここから出してちょうだい!

イヤよ病院連れてく気でしょ?

やめなさいよーう!」

車に入れられても

ナム:「(不安げに)アオ~ン、アオ~ン、アオ~ン、アオ~ン」

雷の時の平気の平左なナムとのあまりのギャップに

クスリと笑いたいところだが、

生憎こちらもそんな余裕はない。



今日は年に一度の予防注射の日だったのだ。



注射自体は皮に打つのでそんなに痛くなく、すぐ済むのだが、

やっぱり病院に連れてかれるのはできれば避けたいな。



それより姉貴が、ボクの一年ぶりの体重測定を、

自分のでもないのにひどく恐れていた。(ボクはちっとも恐くないけど)



姉貴 :「・・・恐怖の体重測定、どうだった?」

母さん:「ニニちゃん300グラム増えてた」

姉貴 :「がびちょーん!ニニちゃん、食欲の秋だけど、頑張ろうね!」

へ?何を?



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

読んでくれてありがとう。
もし良かったら、こちら↓
http://www.yamaguchi-blog.com/wj.php?cd=006p
をぽちっとヾ(∂。∂)*押してね。山口ブログです。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~