二匹の子猫
どこだろう、どこか屋根のある場所だった。
生まれてまだ間もない、
ほんの1,2週間しかたっていないんじゃないかと思わせる
子猫が二匹、からまりあってつばえていた。
子猫たちの身体は頼りないくらい小さく、薄汚れていた。
そばにいるボクはその情景に対して愛情は抱かなかった。
かといって嫌悪感も湧かなかった。
ただただ、一つのかたまりになってもつれあっている二匹を見つめていた。
*・*・*・*・*・*・*・*・*
夜が明け、眠りから覚めた。
夢の情景を思い出しながら、いろんなことを考えた。
あの子たちはどこから来たんだろう。
あの子たちは誰なんだろう。
これからどうなるんだろう。
ボクは、性別こそ男だが、
1歳をむかえたばかりのころ手術をしたので、
自分の血をわけた子猫をこの世にのこすことは、もうできない。
あれは、あの二匹は、
どこか他の世界で生まれた、ボクの子どもたちなのだろうか。
それともあれは、
かつてのボクと、その兄弟なのだろうか。
遠くなってしまった昔のことはもう思い出せない。
子猫独特の、あの高く哀しい鳴き声が、
夢から覚めた今も耳についてはなれない。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
読んでくれてありがとう。
もし良かったら、こちら↓
http://www.yamaguchi-blog.com/wj.php?cd=006p
をぽちっとヾ(∂。∂)*押してね。山口ブログです。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
生まれてまだ間もない、
ほんの1,2週間しかたっていないんじゃないかと思わせる
子猫が二匹、からまりあってつばえていた。
子猫たちの身体は頼りないくらい小さく、薄汚れていた。
そばにいるボクはその情景に対して愛情は抱かなかった。
かといって嫌悪感も湧かなかった。
ただただ、一つのかたまりになってもつれあっている二匹を見つめていた。
*・*・*・*・*・*・*・*・*
夜が明け、眠りから覚めた。
夢の情景を思い出しながら、いろんなことを考えた。
あの子たちはどこから来たんだろう。
あの子たちは誰なんだろう。
これからどうなるんだろう。
ボクは、性別こそ男だが、
1歳をむかえたばかりのころ手術をしたので、
自分の血をわけた子猫をこの世にのこすことは、もうできない。
あれは、あの二匹は、
どこか他の世界で生まれた、ボクの子どもたちなのだろうか。
それともあれは、
かつてのボクと、その兄弟なのだろうか。
遠くなってしまった昔のことはもう思い出せない。
子猫独特の、あの高く哀しい鳴き声が、
夢から覚めた今も耳についてはなれない。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
読んでくれてありがとう。
もし良かったら、こちら↓
http://www.yamaguchi-blog.com/wj.php?cd=006p
をぽちっとヾ(∂。∂)*押してね。山口ブログです。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~