嫌いな明かり恋しい明かり
*
*
*
ゆっくりと12月のあかりが灯りはじめ
慌ただしく踊る街を誰もが好きになる
(B'z「いつかのメリークリスマス」より)
*
*
*
誰もは好きにならないと思う。
うちの母さんなんか、木々にイルミネーションをつける風習を
ひどく嫌っている人間だ。
夜通し光る明かりを巻きつけられて、木が可哀想だと言う。
*
*
*
昨夜姉貴は外の道を歩いていた。
辿り着いた先の家の窓は、暗いオレンジ色を闇の中に灯していた。
お父さんお母さんに子どもが3人、大きな犬が1匹、
みんなであの明かりを享受しているのだ。
ふいにどうしようもない苦しさがよみがえった。
大学時代、東京の冬。
家の明かりが恋しくて泣いた。
そしてまた、ある寒い日の夜、
窓の下から離れずに
いつまでも家の中を見つめていた外猫の瞳の光が瞼に浮かんだ。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
読んでくれてありがとう。
もし良かったら、こちら↓
http://www.yamaguchi-blog.com/wj.php?cd=006p
をぽちっとヾ(∂。∂)*押してね。山口ブログです。
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慌ただしく踊る街を誰もが好きになる
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うちの母さんなんか、木々にイルミネーションをつける風習を
ひどく嫌っている人間だ。
夜通し光る明かりを巻きつけられて、木が可哀想だと言う。
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昨夜姉貴は外の道を歩いていた。
辿り着いた先の家の窓は、暗いオレンジ色を闇の中に灯していた。
お父さんお母さんに子どもが3人、大きな犬が1匹、
みんなであの明かりを享受しているのだ。
ふいにどうしようもない苦しさがよみがえった。
大学時代、東京の冬。
家の明かりが恋しくて泣いた。
そしてまた、ある寒い日の夜、
窓の下から離れずに
いつまでも家の中を見つめていた外猫の瞳の光が瞼に浮かんだ。
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