何が子どもの心をとらえるんだろう

駅前図書館で、懐かしい絵本を見つけました。

小さい頃、繰り返し親に読んでもらっていた。

今読み返すと…こんなシンプルなストーリーだったんだなあ。

おしまいのページの、「奥付」を見てみた。

「1985年6月1日　こどものとも年少版　発行」
「1992年2月15日　福音館の幼児絵本第1刷発行」
「2017年5月5日　福音館の幼児絵本第18刷」

ななななんとベストセラーになっていた！

ほんとに、日常の、何てことはないお話なのに…。

私だったら読み聞かせ会で、この絵本を選ぶことはないと思う。

さっと見過ごしてしまうんじゃないかな。

大人が子どもに読んであげたい絵本と、

子どもが大人に読んでほしい絵本は、必ずしも一致しない。

（この絵本の何が子どもの心をとらえるんだろう）

（他の絵本と何が違うんだろう）

そういうことは、常に探っていかなきゃいけないんだと思います。



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