占領
姉貴のひいひい泣き叫ぶ声が夢うつつに聞こえた。
姉貴「ちょっとお母さん聞いてよう、ニニったらひどいのよう」
母さん「どうしたっていうの」
姉貴「ちょっと私の布団見てよう」
母さん「どれどれ、あ・・・」
ボク「zzzzz」
姉貴「私にどこで寝ろっていうのよう、ひいいい」
母さん「あんたは、ニニが昼間寝る座布団で寝ろってことじゃない?」
姉貴「何が悲しくて座布団で寝なきゃいけないのよう。もともとは私の布団のはずよ?ねえそうじゃない?私の布団をニニに貸してるだけなのよ」
母さん「ニニは借りてるなんて思ってないと思うよ。自分の布団にお姉ちゃんが割り込んでくるくらいに思ってると思うよ」
姉貴「ひいいいい」
ボク「zzzzz」
姉貴「お母さん、布団もう一つ敷いてよう」
母さん「ないわよ、うちにはそんな余分な布団。ニニに頼んで入れさせてもらいなさい」
姉貴「ひいいいい」
ボク「zzzzz」
姉貴は泣きながら布団に入ってきた。
姉貴「ぐすっぐすっ、体の半分が寒いよう、ぐすっぐすっ、体の半分が畳の上だよう、かたいよう」
ボク「zzzzz」
姉貴「ぐすっぐすっぐすっぐすっすっすっすっすーすーすーずーずーずーzzzzz・・・」
ボク「zzzzz・・・」
姉貴「ちょっとお母さん聞いてよう、ニニったらひどいのよう」
母さん「どうしたっていうの」
姉貴「ちょっと私の布団見てよう」
母さん「どれどれ、あ・・・」
ボク「zzzzz」
姉貴「私にどこで寝ろっていうのよう、ひいいい」
母さん「あんたは、ニニが昼間寝る座布団で寝ろってことじゃない?」
姉貴「何が悲しくて座布団で寝なきゃいけないのよう。もともとは私の布団のはずよ?ねえそうじゃない?私の布団をニニに貸してるだけなのよ」
母さん「ニニは借りてるなんて思ってないと思うよ。自分の布団にお姉ちゃんが割り込んでくるくらいに思ってると思うよ」
姉貴「ひいいいい」
ボク「zzzzz」
姉貴「お母さん、布団もう一つ敷いてよう」
母さん「ないわよ、うちにはそんな余分な布団。ニニに頼んで入れさせてもらいなさい」
姉貴「ひいいいい」
ボク「zzzzz」
姉貴は泣きながら布団に入ってきた。
姉貴「ぐすっぐすっ、体の半分が寒いよう、ぐすっぐすっ、体の半分が畳の上だよう、かたいよう」
ボク「zzzzz」
姉貴「ぐすっぐすっぐすっぐすっすっすっすっすーすーすーずーずーずーzzzzz・・・」
ボク「zzzzz・・・」