ニニの日記

白猫のニニ王子が、日々の暮らしを綴ってゆきます。

ナメッコ星人

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 日光浴をするのが気持ちいい季節になった。
 日の光を浴びると、体中の細胞が「ぬく~い!気持ちがいい~!」と歓喜の雄叫びをあげているようだ。
 日光に照らされ、ボクの毛は新庄の歯のように輝く。どれ、毛づくろいでもしようか。
 
 ボクはわりかしキレイ好きのほうだ。暇を見つけては舐めている。夜中にも舐めることがあるが、一緒に寝ている母さんに「うるさい」と言われてしまう。
 舐めると濡れた毛がきれいさっぱりするし、気持ちも落ち着くんだな。
 
 以前、首にエリザベスカラーをつけられた時にはストレスが溜まった。全く体を舐められないんだもの。だからカラーをはずされたら狂ったように舐めまくった。

 それではナメナメ開始。
 手を愛しげに舐めている時、母さんはいつも
「ニニちゃん、おてて美味しい?」
と聞く。
 ああ旨いぜ。母さんも舐めてみるかい?

 背中も舐める。しなやかな体をもってしたら簡単さ。
 腹を舐める時は歯をあてがい、「ヴヴヴヴヴ」と息を吹き込む。この動作は本日をもって「ヴヴ漬け」と命名された。
 舌が届かない頭は、手に唾をつけてぐりぐりこするんだ。肩甲骨の運動にもなるぜ。

 今回は上半身だけだったが、足やお尻の周り、尻尾なども丁寧になめる。
 ボクの銀シャリの毛並みは、このようなケアによって保たれているのだ。
 「ニニは無味無臭の猫だ」と、清潔さにも一目置かれている。