ニニの日記

白猫のニニ王子が、日々の暮らしを綴ってゆきます。

DVの現場より

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 告白せねばならぬことがある。
 我が家は、今問題になっているDV家庭だ。

 被害者は姉貴。
 写真のように、姉貴の腕は、まるでリストカットのように傷もぐれである。誰にやられたのかっって?
 犯人は、何を隠そう、このボクです。すいません。

 暴力行為は毎日に及んでいます。すいません。

 散歩に出る時、姉貴がボクにリード(ひも)をつけるんですが、そのつける作業が嫌で毎回姉貴に噛み付きます。すいません。

 罪状を説明します。

1.差し出された右腕(何故かいつも右)にガッ!と勢い良く食らいつく。この時、歯で噛むというより、顎の力で噛むこと。なお夏季は、柔らかい二の腕の裏などを狙えば効果てきめんです。

2.噛んですぐ口を離してはいけません。噛み付いたままの状態を数秒間保つこと。その間に歯から毒を注入します。あたかも注射器でチュウウッと薬を注入するがごとく。うけけ。

3.毒を全て出し切ったところで口を離します。腕に生傷がちゃんとついているか確認します。

 何だか罪状を説明するというより正しい噛み付き方の伝授のようになりましたが、相手のダメージは相当なものだから、良い夫は真似しないように。

 ちなみにボクが噛むのはその時だけで、それ以外の時は姉貴にすりすりしたり、お腹の上で寝たりする。

暴力を振るう→優しくする→暴力を振るう→優しくする→暴力を振るう

 DVの典型的な悪循環サイクルである。
それだから姉貴はボクを訴えない。「でもニニちゃん普段は私に甘えるしぃ、可愛いしぃ、プリンスだしぃ、全然だめんずじゃないよ、うん」ってね。うけけ。

くれぐれも、良い夫よ、真似しないように。